ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #9879 / 本
- 発売日: 2008-07-15
- 版型: 単行本(ソフトカバー)
- 256 ページ
エディターレビュー
内容紹介
「外資系コンサルやMBAホルダーによる問題解決本に飽き飽きしていませんか?」
「学校で教わる教科書のような理論で、本当に問題は改善されましたか?」
本書は、10年間で総額1兆円の公共事業を扱い、2000億円を超えるコスト縮減を実現した“カイゼン”のプロフェッショナルが教える、
ワンランク上の問題解決技法「ファンクショナル・アプローチ」の実践ガイドです。
ファンクショナル・アプローチとは、1947年に世界最大の電機メーカーGE社で考案され、おもに技術の世界で広まった価値工学(VE)の手法です。
課題に対して「どのようにすればいいのか?」と手段から考えるのではなく、
「何のためにするのか?」(目的)、あるいは「それは何のためにあるのか?」(機能)という視点で徹底的に分析することで、問題の本質を明らかにしていくものです。
たとえば、業績が伸びている組織について考えてみます。
そこで起こっている問題は、「社員が足りず、首が回らない。このままでは業務に対応できなくなる」というもの。
社員が毎晩徹夜しても追いつかない状況です。
ここでいう「社員が足りない」「業務に対応できない」といったことは、あくまで表に現れた「コト」でしかありません。
しかし、そこで手段ばかりに意識が向き、「社員を増やす」「業務量を調整する」
といったうわべの対応しか考えつかないようでは、一時的に問題は解決できても、根本的な解決にはなりません。
その背景には、それが生まれるに到った「ファンクション」があるはずです。
改善点は「コト」にあるのではなく、「ファンクション」にあるのです。
本書は、ワンランク上の問題解決を実現するための「ファンクショナルなものの見方」を、
「準備」「分解」「創造」「洗練」の4ステップで実践的に解説します。
会議運営、就職活動、残業問題、プレゼンテーション、クレーム対応などのさまざまなケースを事例に、
巻末付録のワークシートを用い実際に手を動かしながら、生きた知識と具体的なノウハウが身につく一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
準備→分解→創造→洗練の4ステップで、それまで解決できなかったことが解決できるようになる!10年間で2000億円のコスト削減を実現した「改善」のプロフェッショナルが教えるGE流問題発見+解決メソッド。
著者からのコメント
私は、公共事業の設計にずっと携わってきた、一介の建設コンサルタントです。
1997年4月4日、日本政府は「公共工事コスト縮減対策に関する行動指針」を策定しました。
これは来るべき二十一世紀に備えて、限られた財源を有効に活用するために、全省庁をはじめ、地方公共団体も民間も含めて、一体となって取り組んでいくものとしてまとめられたものです。
私たち建設コンサルタントも、公共事業費を少しでも抑えるための知恵を絞ってきました。
そんななかで私が出合ったのが、ファンクショナル・アプローチでした。
この手法を活用することにより、見る見るコストを縮減することができました。
しかも、「安かろう、悪かろう」ではない、本当の意味でのコスト縮減です。
「ファンクショナル・アプローチは、これからの公共事業には不可欠な手法だ」と確信した私は、国内や海外の事例を研究しました。
そして日本の公共事業に適したオリジナルの技法を開発し、少しずつ事例を増やしていきました。
私が10年の間に扱った公共事業の総額は1兆円にのぼり、縮減提案したコスト縮減総額は、実に2000億円を超えました。
どうして、私がこれだけの改善を導くことができたのでしょうか?
たった一人の若い建設コンサルタントが、どうやって日本の公共事業に大きな影響を与えることができたのでしょうか?
それはファンクショナル・アプローチの原理を理解し、問題解決にその原理を活用したからです。
ファンクショナル・アプローチの原理を使えば、問題を見る視点が変わります。
問題に対する意識が変わります。この原理は、国家プロジェクトであろうとも、ビジネスであろうとも、日常の生活の中であろうとも、すべて同じです。
世の中のあらゆる製品、サービス、ビジネス、組織などには、必ずファンクション(機能)があります。
このファンクションを見抜く力が身につけば、状況を正しく分析できます。
分析力があれば、それまでの常識を逆転させ、解決できなかった問題が解決できるようになるのです。
これからの時代を考えると、世の中にはより複雑で難解な問題が増えていくことでしょう。
あなたは、それらを一つひとつ解決していかなければなりません。
もしかすると今現在も、「解決しなければならない課題」を抱えながら、その手段が見つからずに困っているかもしれません。
だとしたら、ぜひファンクショナル・アプローチを試してみてください。きっと、あなたの問題に対する視点と意識が変わることでしょう。
アルバート・アインシュタインは、次のような言葉を残しています。
「いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできない」
あなたが、もし今、問題に直面しているとしたら、そしてそれを解決できないままでいるとしたら、それは問題に対して同じ意識・同じ視点で見ているからです。
本書には、問題解決のためのものの見方、とらえ方の原理が書いてあります。その原理をあなたに知っていただくためです。
技術の世界のテクニックを、原理の大切な部分だけを抜き出し、身近な事例を使ってまとめました。
あなたに、この本がきっと役に立つことでしょう。
カスタマーレビュー
文系にもオススメ
発売二週間で二万部を記録したと知り、購入しました。
僕のように、なんとなく問題にとりくみ、
なんとなく解決しているような、
そんな、なんとなく人間にも、よくわかる、ハっとする
使える技術が満載。
特に
ビジネスにおいての問題解決、問題整理、
わだかまっている、
スランプである、
そんな方は、ぜひ読まれてみては。
ごちゃごちゃしていたものが、
整然としてくるのを感じるかもしれません。
著者が述べている「何のため」という理系的発想を常に持ち続けるというだけで,十分だと考える。
著者が述べている「ファンクショナル・アプローチ」という手法はよく理解できる。仕事をするとき,往々にして手段が目的化してしまい,その意味を見失ってしまうと言う現象がよく起きる。仕事がルーチン・ワーク化されてしまい,思考停止状態に陥ってしまうのだ。仕事をするときに「それは何のため?」という疑問を常に自分に問いかけるということは重要なことであるということにはとても共感する。
しかし,この本において私が理解できたのは,ここまでである。著者のように大規模な公共事業に携わる方であれば,この本で述べられている手法は是非ともお願いしたい手法である。著者が10年間で2000億円のコスト削減を実現したということも想像に難しくない。しかし,この手法が一般サラリーマンにどれだけ有効なのかは疑問である。例えば,著者が例として挙げている会議のためのファンクショナル・アプローチについてだが,内容があまりにも大袈裟に思えてならない。会議を有効なものにしたいという意図はよくわかるが,わざわざ会議のためにそこまでやる必要性,時間があるのかと個人的には思ってしまう。
結局,この本の意図は理解できるのだが,手法がとても面倒な気がする。日々の生活でこのようなことをやっていたら,時間などあっという間になくなり,仕事どころではない。それこそ本末転倒である。著者が述べている「何のため」という理系的発想を常に持ち続けるというだけで,十分だと考える。
ちょっと難しいかも
問題解決の本はかなり読んだことがありますが、今までのロジカルシンキング系のものとは違う感じでした。確かに「ワンランク上」なのかもしれませんが、実際にはどうやってやればいいのかイメージがわかず、私にはやや消化不良に終わりました。




