すでに終了から1年以上経過したNEDOプロジェクト「系統連系円滑化蓄電システム技術開発」の成果報告書が順次公開開始されているようです。
このプロジェクトは、大規模な太陽光発電(メガソーラー)や大規模な風力発電(ウィンドファーム)の出力を安定化させて電力系統への負担を減らすために、メガソーラーやウィンドファームに併設するための蓄電システムの技術開発を実施していました。対象とした蓄電デバイスはリチウム二次電池、ニッケル水素電池、およびキャパシタです。リチウム二次電池は、九州電力/三菱重工業、北陸電力/エナックス、日立製作所が開発していました。ニッケル水素電池としては川崎重工業のギガセルです。キャパシタは日清紡です。これらは要素技術の開発と実用化に向けたシステム技術の開発を並行して行っていたようです(一部は要素技術開発のみ)。あと大学などで次世代技術の開発もありました。
それから評価技術を共通基盤研究として三菱総合研究所/電力中央研究所が担当して整備しています。評価手法はこのプロジェクトの要素技術、実用化技術の評価にも適用されているはずです。
4月16日現在、報告書の公開が確認できたのは、九州電力/三菱重工業、日立製作所、日清紡、三菱総合研究所/電力中央研究所の報告書です。NEDO:成果報告書データベースから「系統連系円滑化蓄電システム技術開発」で検索するとダウンロードできるはずです。ただしアクセスには事前にメールアドレスなどの登録が必要です。
このプロジェクトは「安全・低コスト大規模蓄電システム技術開発」で実施されている大規模な系統用蓄電システムの開発に引き継がれています。上記の報告書の内容は未だチェックできていませんが、この分野の技術開発の現状を確認する上では貴重な資料になると思います。
最近は時間が取れず、全く更新できていないでいます。だんだんアクセスも減ってきているみたいですね。これからぼちぼち頑張っていこうと思います。
GM、シボレーボルトを実質リコールで実際に実施されるであろう改修内容は、電気自動車:GMが「ボルト」の無償修理へ、電池には異常なし (1/2) – @IT MONOist が詳しいです。
ただし、記事には電池自体の問題点の有無について、突っ込んだ情報はありません。LGからの発表もないかな。
米国での2011年の販売実績は、日産リーフが9674台。これに対して、GMボルトは7671台だそうです。ちなみに2010年は、日産リーフ19台、GMボルト326台だったそうです。リーフは順調に売れていると言っていいでしょうか。
なお、これらに対するHEVは、プリウスが11月までで11万9500台と売れてますね。ホンダインサイトは約14,000台、フォードフュージョンは10,300台だそうです。
日本国内での販売は、震災の影響もあって伸び悩んでいると推察されます。最も、リーフの米国での実質販売価格は25,280ドル(1ドル77円として、約195万円)と、日本の299万円(=376万円−補助金77万円)より大幅に安いですからね。
ちなみにプリウスより安いようです。
トヨタ自動車が、次世代環境対応車の切り札に位置づける『プリウスプラグインハイブリッド(PHV)』。同車の米国価格は、普及を狙った現実的設定だ。
これは16日、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。プリウスPHVの米国ベース価格は3万2000ドル(約245万円)に定められた。
これは、2011年型『プリウス』の現地最上級グレードの2万8790ドル(約220万円)と比較して、3210ドル(約25万円)の差でしかない。
プリウスPHVは2009年12月、日本国内で法人向けリース販売を開始。この時点での価格は525万円で、購入補助金を利用しても386万4000円という高価な設定が話題となった。
トヨタ プリウスPHV…米国価格は3万2000ドルから | レスポンス (エコカー、EVのニュース) から2012年1月7日に引用
リコールとは意地でも?言わないで、顧客満足キャンペーンと称するようですが、販売済みの全車両である約8,000台を回収するそうです。
安全対策としては電池パックを丈夫な金属製のケースで囲って衝突時の電池への衝撃を緩和するそうで、電池そのものの変更はしないようです。
って、同じ電池をそのまま乗せて返すかっていうと、不明ですね。おそらく交換してしまうのでは?
最近、大きなニュースがふたつありました。
ひとつは、トヨタのプラグインプリウスの発売開始のアナウンス。
もうひとつは、パナソニックの電池拠点の再編の発表、です。
いずれも、本格的な普及体制に入っていくための、大事な節目が今来ていることの象徴的な出来事と思います。
来年は、これまでのフェーズとは違った展開で、次々と新しいニュースが飛び込んでくるようになるかもしれません。
最近もこの業界のニュースが非常に多く、全部をとてもフォローしきれなくなってしまいました。
このサイトも、うまくリニューアルして、時代に頑張ってついていきたいと思います。
東京ビッグサイトで本日6/15から6/17まで開催されています。
驚いたのはお客の数です。以前と比べ格段と減ったような印象です。震災の影響があるのでしょうか?
一応写真を挙げておきます。時間がなくて限られたブースだけです。
蓄電すると、いくらかはエネルギーの損失があります。高効率のリチウムイオン電池を用いたとしても、電池自体の充放電エネルギー効率は97%ぐらい。もちろん電流値にもよります。
これに電力変換器の損失が加わります。低圧用の電力変換器だと定格で97%程度でしょうか。これで充電、放電する訳ですので、0.97×0.97×0.97=0.91となり、10%弱のエネルギーを失ってしまいます。
二次電池だけでなく、蓄電技術は自らエネルギーを生み出さないので、ただ導入されるだけではエネルギーをどんどん失うだけです。こんなものにお金をかけることはできない。そう納得してしまいます。
太陽光発電はいろいろと課題があると思います。普通に使っている方法だと有効利用できない。そういうポイントに蓄電を活用できないでしょうか?
具体的な課題を正直に抽出して、技術開発につなげることができればよいと思います。
最近になって、住宅用に導入可能な蓄電システムが各社から発表になっています。これらは太陽光発電との連係が可能なものから、停電時のバックアップ機能のみのものまで、さまざまですね。一部の電気自動車、ハイブリッド電気自動車を電源として活用する、いわゆるV2Hの話もでてきています。
市販された蓄電システムについては、具体的なスペックを調査し、比較してみたいと考えています。
サイトとはあまり関係がなくてすみません。
我が家にも、LED電球を導入してみました。入れてみようと思ったのは以下の理由からです。
- 家電Watchで東芝の新しいLED電球が紹介されており、よさそうだったこと。記事はこちら -> 家電-レビュー-LED電球、どれを買う?-東芝「E-CORE(イー・コア) 485/380lm」
- ここ数カ月の1カ月の電気代が1万円を超えており、節電したいし、我が家には比較的長時間点灯している照明器具があること。
- 1.の東芝のLED電球が2000円以下で購入できることがわかったこと。
購入にあたって、Amazonと楽天を検索しました。地元のビックカメラでは2000円では買えないでしょう(未調査ですが)。結果、Amazonでは1800円ぐらいでした。これに対して、楽天で最安値を調べたら、もっと安いところがありました。この記事を書いているときにAmazonの価格をTOSHIBA E-CORE(イー・コア) LED電球(フィンレス構造・E26口金・一般電球形7.2W・白熱電球40W相当・485ルーメン・電球色) LDA7L
で確認したら2457円でした。日々価格は変動しているようです。
結局、40W相当として紹介されていた東芝LDA7Lを購入することにしました。購入したのは、特価 【1万円以上ご購入で送料無料】東芝 LED電球E-CORE[イーコア] LDA7L 直下照度60W相当(485…です。1個1585円(税込)でしたので、4個購入し、送料630円と合わせて合計6970円でした。
取り付けたのは以下の4個。
- 玄関。常時点灯のスタンドと天井(これまではスタンドは40W白熱電球。天井は100W相当の蛍光灯電球)。ただしスタンドを点けてみると十分に明るいので、天井は必要な時だけつけることにしました。
- リビング兼寝室(これまでは100W相当の蛍光灯電球)。普段は夕方から寝るまでほぼ点灯。
- ダイニング(これまでは100W相当の蛍光灯電球)。普段は夕方から寝るまでほぼ点灯。
このうち、ダイニングは少し光量が足りない印象ですが、夜になってから確認してみることにしました。
とりあえず今回LED電球の実力を確認して、他の照明器具についても検討してみようと思います。
3月29日~31日に開催予定だった電気化学会第78回大会(横浜国立大学)は中止することになったようです。
また、3月16日~18日に大阪大学で開催予定であった電気学会の平成23年全国大会も中止されました。
個人的には、中止ではなく、何とか延期して開催していただけないかと思います。皆の励みでもあるのではないでしょうか。こういうときにこそ、顔見知りの研究者に会えるとうれしいように思います。
被災された研究者の方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、立ち直られんことをお祈り申し上げます。