少し前になりますが、スマートグリッド展2010に行ってきました。最終日の金曜日で大雨が降っていましたがかなりの人出でした。短時間だったので十分ではなかったですがそれなりに各企業の取り組みが分かって面白かったです。残念ながら同時開催の自動車関連の展示会はさすがに回れなかった。。。
Picasaウェブアルバムに写真を掲載しましたので、ここに埋め込んでおきます。
NEDOが推進している「次世代自動車用高性能蓄電システム技術開発」、「系統連携円滑化蓄電システム技術開発」、「革新型蓄電池先端科学基礎研究事業」についてのこれまでの成果が発表されます。
平成22年6月8日(火)~平成22年6月9日(水) 9時30分~18時30分(開場予定8時30分)で、場所は東京国際交流館です。事前参加登録が必要です。
日本経済新聞によると、
あえて言えば「最新技術を駆使してエネルギー効率を高め、省資源化を徹底した環境配慮型の街づくり」となろう。そこではエネルギー関連はもちろん、水、交 通、廃棄物など、あらゆる産業が絡み、多くの最新技術が使われる。
引用元: スマートシティが「業界」の壁を崩す日 :日本経済新聞.
だそうです。なにやらスマートグリッドを包含する計画都市のようですね。(次 世代送電網)について、日米欧で進められているプロジェクトの投資額を合計すると、2030年までの累計で100兆円を大きく超えるそうです(野村証券予測データ)。スマートシティ全体となると、都市インフラ整備への投資額が2030年までに世界で41兆米ドル(1米ドル91円の換算で約3730兆円)という途 方もない数字になる(ブーズ・アンド・カンパニーの調査)らしいです。
世界中で「スマートシティ」の実証実験が始まっているそうです。たとえば、アラブ首長国連邦の「マスダール・シティ」、オランダの「アムステルダム・スマー トシティ」、中国の「天津エコシティ」など200を超えるプロジェクトが世界中で進行しているとのこと。
記事には、こららを構築するとすると、スマートシティは今後、電力網や交通、水のほかにも、スマートハウス、スマートビル、グリーン・ファクト リー、、 ゴミ処理など多岐にわたる産業界に影響を及ぼしていくとあります。「産業別で見ると、電機、自動車、機械、IT(情報技術)、建設、素材、金融など、関係のない産業が見つからないほどだ。 そして、それぞれの産業が新たなビジネスチャンスを持っている。」
ただ、自分にはなんだか人の姿が見えない気がします。ロボットの住居ではないのですから、ユーザの視点をどう入れていくかが重要ではないでしょうか。
イベントのお知らせです。
名 称 : クリーン発電&スマートグリッドフェア(CSF・シーエスエフ)2010
目 的 : クリーン発電に関する技術・情報を発信することによって、再生可能エネルギー等の利用促進を図る。また、クリーン発電を含む安定した電力供給を実現し、電力需給の最適化を図るため、送電網の情報化・高度化に関わる技術・システムを発信する。さらに、業界関係者の相互交流および商談を通じて、クリーン発電システム・次世代送電技術の普及を促進することにより、CO2削減と国民生活の利便性向上に寄与する。
会 期 : 2010年7月14日(水)~16日(金)
会 場 : パシフィコ横浜 展示ホール・アネックスホール
主 催 : クリーン発電&スマートグリッドフェア(CSF)実行委員会
後 援 : 経済産業省、環境省、総務省、神奈川県、横浜市(順不同、申請予定)
共 催 : アテックス(株)
協 賛 : (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、(独)科学技術振興機構、(財) 電力中央研究所、 (財)エネルギー総合工学研究所、(財)新エネルギー財団、(財)省エネルギーセンター、 (社)日本電気協会、(社)電気学会、(社)日本エネルギー学会、日本太陽エネルギー学会、 日本風力エネルギー協会、(社)電気化学会、電気事業連合会、(社)日本ガス協会、 石油連盟、(社)日本電機工業会、(社)日本原子力産業協会、一般(社)太陽光発電協会、 一般(社)日本風力発電協会、日本小形風力発電協会、気象振興協議会、(社)電池工業会、 (社)日本電設工業協会、(社)日本電力建設業協会、全日本電気工事業工業組合連合会、 (社)日本配電制御システム工業会、(社)日本電線工業会、情報通信ネットワーク産業協会、 (社)情報通信エンジニアリング協会、(社)情報サービス産業協会、(社)電子情報技術産業協会、 有限責任中間法人 全国建設産業協会、(社)住宅生産団体連合会、 (社)全国住宅建設産業協会連合会、(社)日本住宅建設産業協会、 (社)日本ビルヂング協会連合会、日本チェーンストア協会、(社)日本フランチャイズチェーン協会、 (社)全日本駐車協会、(社)立体駐車場工業会、(社)日本プレハブ駐車場工業会 その他関連諸団体 (順不同、申請予定)
入場料は2,000円(税込)。ただし、招待券持参者、Web事前登録者は無料だそうです。
実行委員は以下の方々。
横山 隆一(早稲田大学 理工学術院 環境・エネルギー研究科 教授)、山家 公雄(エネルギー戦略研究所株式会社 取締役 研究所長)、鈴木 和夫(一般社団法人 日本風力発電協会 系統部会長)、名井 健(東京電力株式会社 開発計画部 技術支援グループ マネージャー)、花田 敏城(関西電力株式会社 研究開発室 技術調査グループ チーフマネジャー)、塚田 龍也(東京ガス株式会社 ソリューション技術部 課長)、田村 英夫(大阪ガス株式会社 エンジニアリング部 電力ソリューションチーム マネジャー)、山田 竜也(株式会社 日立製作所 情報制御システム社 経営企画室 事業戦略部長)、野呂 康宏(株式会社 東芝 電力・社会システム技術開発センター 電力ソリューション・配電システム開発部 主幹)、塚本 幸辰(三菱電機株式会社 社会システム第三部 システムインテグレーション課長)、中西 要祐(富士電機ホールディングス株式会社 技術開発本部/先端技術研究所 エネルギー・環境研究センター エネルギーシステム研究部 部長)、舟橋 俊久(株式会社 明電舎 社会システム事業部 電力ソリューション技術部 シニアフェロー)、安達 和弘(新神戸電機株式会社 電池機器事業本部 営業統括部 産業電池部 部長)、小柳 薫(早稲田大学 環境総合研究センター 客員教授)。
横浜の赤レンガ倉庫で開催されます。
会場はイベント広場で6月5、6の両日。このイベントは、毎年環境月間の6月に実施されています。会場にはハイブリッド車や電気自動車など約140台のエコ カーのほか、充電スタンドなどを展示。ステージイベントでは、マーチングバンドによる音楽演奏も楽しめるそうです。開催時間は5日が正午~午後5 時、6日が午前10時~午後4時で、入場無料だそうです。
是非お出かけを。
三菱重工業の動きがようやく本格化してきました。動き始めると大きなインパクトがありそうです。
年産66MWhで生産を開始し、2013年には年産300MWhに量産体制を強化
引用元: 三菱重工、Liイオン2次電池「MLiX」の乗用車への適用も想定 – クルマ – Tech-On!.
だそうです。電気自動車といっても、電気バス。それから電池交換式で車載しないときは定置用の蓄電システムとして運用という構想だそうです。
この構想は、6月3日の事業説明会で明らかになりました。以下の資料のスライド13,14にリチウムイオン電池についての記述があります。
海外事業も積極展開する様子です。楽しみです。
パナソニックが三洋電機を買収した成果がそろそろ形になって出てきそうですね。「二次電池の累計生産が車両ベースで300万台を突破した」というのも、インパクトがあります。
「エネルギー技術研究における国際研究協力の役割」と題して、産総研 エネルギー技術研究部門が主催するセッションが開催されるようです。講演2は少し興味があります。
| 12:30~ |
受付開始 |
| 13:00~13:10 |
開会挨拶と趣旨説明
産総研 研究コーディネーター 大和田野 芳郎
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| 13:10~13:25 |
紹介講演「水素エネルギー技術研究における国際協力」(日本語)
産総研 エネルギー技術研究部門 中村優美子
|
| 13:25~14:25 |
講演1 「水素貯蔵材料の原子構造の解明」
ロスアラモス国立研究所 トーマス・プロフェン博士
Understanding the local structure of hydrogen storage materials
Dr. Thomas Proffen
Los Alamos National Laboratory (USA)
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| 14:25~14:40 |
休憩 |
| 14:40~14:55 |
紹介講演「エネルギーネットワーク研究における国際協力」(日本語)
産総研 エネルギー技術研究部門 村田晃伸
|
| 14:55~15:55 |
講演2 「マイクログリッド:スマートグリッド(SG)の要素としての展開」
ローレンス・バークレー国立研究所 クリス・マーネー博士
Microgrids: Deployment as Elements of the Smart Grid (SG)
Dr. Chris Marnay
Ernest Orlando Lawrence Berkeley National Laboratory (USA)
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| 15:55~16:10 |
紹介講演「パワーデバイス研究における国際協力」(日本語)
産総研 エネルギー技術研究部門 西澤 伸一
|
| 16:10~17:10 |
講演3 「炭化ケイ素生成過程の数値シミュレーション:電子工学に於けるエピタキシャル構造設計のための評価ツール」
グルノーブル理工科学校・国立科学研究センター・ジョゼフ・フルニエ大学 ミッシェル・ポンス教授
Numerical Simulation of SiC Growth processes: a characterization tool for the design of epitaxial structures in electronics
Prof. Michel Pons
Materials and Processes Science and Engineering Laboratory (SIMAP), Grenoble Institute of Technology ( France )
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| 17:10 |
閉会の辞
産総研 エネルギー技術研究部門 長谷川 裕夫
|
引用元: Renewable Energy 2010: AIST Session (July 1, 2010) Yokohama, JAPAN.
株式会社産業革新機構がアルプス電気の設立した新会社アルプス・グリーンデバイスに第三者割当増資で30億円を出資する。今後100億円まで増資するらしい。
新会社は6月に事業を開始。アルプスの磁性材料技術や薄膜プロセス技術を応用し、高効率な電力変換部品や小型の電力制御部品を開発・製造する。ハイブリッド車・電気自動車など次世代自動車のほか、太陽光発電システムやリチウムイオン電池を中心に構成される次世代送電網「スマートグリッド」など環境対応製品のキーデバイスとして供給することで、2015年度に230億円を売上高を目指す。
産業革新機構、アルプス電気設立の新会社に最大100億円出資へ – Infoseek ニュース から2010年3月31日に引用
助成でなく出資というところがこれまでの政策とは異なる。株式会社産業革新機構の資金は9000億円あるらしく、今後も続々と新しい企業への出資があると予想される。取締役も派遣するとのこと。もちろん単なる天下りでないことを期待する。
(株)産業革新機構は、 「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法」に基づいて発足 した15年間の時限組織です。
産業や組織の壁を超えた「オープン・イノベーション」を活用し、新たな付加価値を創出する革新性を有 する事業に対して成長資金を提供し、経営参加型の支援を行ってまいります。
社会的ニーズが大きく、成長が見込まれる有望な取り組みに対し、官民の経営資源を活用して、グローバルな競争力を強化し、次世代の国富を担う産業の創出を目指します。
【 株式会社 産業革新機構 】 から2010年3月31日に引用
次世代自動車の技術開発はオールジャパンでの取り組みが重要で、NEDOプロなどで先端技術開発への助成はこれまでも行われてきた。今回の事例のように今後は生産への取り組みへの資金援助が行われる段階にきたのだろう。二次電池の生産は設備の導入に多大な資金が必要になる。電池コストを早期に低減するためにはある程度の生産規模の電池を作るための設備が必要であり、電池メーカへ資金提供してくれることを期待したい。